長野県 信州上田太気拳同好会

はじめに

東京に本部を置く太気拳至誠塾の塾長である高木康嗣先生から直接指導を受けた指導員(高橋正人)が長野県上田市内にて指導を行います。

太気拳は中国憲法である意拳を源流とする拳法で、太平洋戦争中、中国で意拳を学んで帰国した澤井健一先生を宗師とする拳法です。意拳は気功にも大きな影響を与え、立禅(座禅は立って行う禅であるのに対して立禅は立って行う禅です)は気功の大切な基礎訓練の一つとして取り入れられています。また、健康な身体を保ち慢性病に対しても効果があることから、中国では医療の分野でも大きな成果を上げています。

太気拳は、ゆっくり動く鍛錬を長年行うことによって、自分自身の中から自然に湧き出てくる内功によって戦う武術であり、中国では内家拳に属する拳法とされています。そのため、中国では、歳を重ねるにつれて功を積み武術の技もそれに伴って自然と進化していきます。

こうした特徴を持つ太気拳は武術を身に着けるために長い時間を要する一方、名人・達人と呼ばれる人々の中にはご高齢になってから開花する人も多数おられます。また、いくつになっても始められるという特徴も合わせ持っています。

若い頃に武術を稽古したが、一定の年齢になって引退した後もまだまだ武道の道を追求したいと考えている方や、年齢が高くなってから武道に興味を持った方などに学んでいただける拳法であると考えています。

是非私たちとご一緒に鍛錬していきましょう。